検査成績書OCRは、画像・単一ページPDFから品番、ロット番号、規格値、測定値、単位、判定を項目別に整理します。品質判断は行わず、結果を原本と照合して利用します。
検査成績書

検査成績書には、製品名やロット番号とともに、検査項目、規格値、測定値、判定が記載されています。OCRでは、対象製品を識別する情報と検査結果を項目別に整理します。
検査成績書の読み取り結果

掲載画像は結果画面の上部です。検査明細はこの下に表示されます。文書番号やロット番号が原本と一致しているか確認します。原本には発行日の記載がありませんが、結果には日付が補われています。このような値は確定情報として扱わず、削除・修正が必要です。
実際の結果画面では、文書番号、検査日、品名・品番、ロット番号、検査規格と、検査項目ごとの規格値、測定値、単位、原本記載の判定を分けて確認・修正できます。結果はコピー、CSV、JSONで出力できます。
読み取れる主な項目
| 区分 | 項目例 |
|---|---|
| 文書・対象 | 文書番号、発行日、検査日、対象品名、品番、型式 |
| 識別 | ロット番号、製造番号、注文番号、数量 |
| 検査条件 | 検査規格、検査方法、検査場所、検査者、承認者 |
| 検査結果 | 検査項目、規格値、測定値、単位、原本記載の判定、備考 |
利用手順
- RakuOCRで「検査成績書」を選び、読み取る書類を用意します。
- 表の最終行、規格欄、測定値、単位が入る画像または単一ページPDFを用意します。
- ファイルを選択するか、書類を正面から撮影します。
- 対象品、ロット、規格値、測定値、単位、判定を原本と照合します。
- 確認済み結果をコピー、CSV、JSONで出力します。
読み取りにくい条件
- 小数点、マイナス記号、上限・下限の記号がつぶれている
- 複数段見出しや結合セルで、規格値と測定値の列が分かりにくい
- 単位が別行・欄外にあり、測定値との対応が不明瞭
- 印影、手書き訂正、穴あけ、折れが表へ重なる
- 測定結果が画像やグラフだけで記載されている
原本確認と品質判断
小数点、符号、単位、規格範囲、ロット番号は必ず原本と照合します。RakuOCRは帳票に書かれた判定を読み取ることはできますが、測定が正しく行われたこと、規格に適合すること、受入・出荷してよいことを判断しません。品質判断は適用規格と権限に基づき担当者が行います。
標準機能とカスタマイズ
標準は画像・単一ページPDF、結果の確認・修正、コピー、CSV、JSON出力です。規格マスタ照合、測定値からの自動合否計算、品質管理システムへのAPI登録、複数ページ・一括処理はカスタマイズです。
データの取り扱い
画像または単一ページPDFを、解析のため外部AIのAPIへ一時送信します。読み取りに失敗した画像・PDFは、原因調査と製品改善のため暗号化した専用領域で最長7日間保存し、自動削除します。閲覧は権限のある管理者に限定し、原本はバックアップへ含めません。解析結果の返却後、処理中の画像と結果をメモリから破棄し、外部AIの保存無効化または削除処理を実行します。詳細はプライバシー説明をご確認ください。
よくある質問
規格値と測定値から自動で合否を決めますか?
標準機能では行いません。原本記載の判定を項目として整理し、数値・単位・適用規格を担当者が確認します。
PDFを利用できますか?
単一ページPDFを利用できます。複数ページはページごとに処理してください。
品質管理システムへ登録できますか?
標準はコピー、CSV、JSON出力までです。項目対応、規格マスタ、承認、重複防止を含む連携はカスタマイズです。
参考にした一次情報
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