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マイソクOCR性能検証2026/08/05RakuCloud株式会社

マイソクOCRを40件で性能検証処理速度と読み取り精度のテスト結果

公開資料20件と合成データ20件で、処理時間と読み取り結果を確認しました。

マイソクOCRを、公開資料20件と合成データ20件の計40件で各1回ずつ検証しました。読取成功は40件(100%)で、40件のエンドツーエンド処理時間の中央値は7.603秒でした。

本記事は、今回の測定条件と結果をそのまま示すものです。数値は画像の状態、通信状況、利用時点によって変動します。OCRの結果は原本と照合してご利用ください。

お手元のマイソク画像で、実際の読み取り結果をご確認いただけます。

結論

項目結果
読取成功40 / 40件(100%)
公開資料20 / 20件が成功
合成データ20 / 20件が成功
40件の処理時間中央値7.603秒
合成データの完全一致643 / 700項目(91.86%)
合成データの正規化後一致666 / 700項目(95.14%)

公開資料は正解ラベルを作成していないため、精度評価には含めていません。公開資料で示す非空項目数は、値が出力された項目数であり、正しさを示すものではありません。

検証方法と指標

ローカルのChromeからローカルのWeb/APIを経由し、実際のAI処理までを対象に測定しました。端末から本番環境へアップロードする時間は含めていません。各画像は1回ずつ実行しています。今回の再測定では、AI解析モデルを高速構成へ変更し、読み取り前の画像を1600px・約3MBへ最適化しています。前回公開時(2026年8月5日)から処理内容を変更したため、本記事の数値を置き換えています。

データ群件数・形式ファイル・画像サイズ
公開資料20件。PDF 15件は1ページ目を画像化。入力はJPEG 9、PNG 9、WebP 20.96〜22.58MiB、3.42〜30.38MP。元PDF 15、PNG 3、JPEG 2
合成データ20件。入力はJPEG 11、WebP 5、PNG 41.78〜22.96MiB、4.08〜38.88MP

指標の定義

  • 読取成功:処理が完了し、結果を返した件数。全項目が正しいことを意味しません。
  • エンドツーエンド処理時間:ローカルWeb/APIからAI処理完了までの時間。端末から本番環境へのアップロード時間は含みません。
  • 完全一致:合成データの正解値と出力値が文字列として一致した項目数。
  • 正規化後一致:全角・半角、大小文字、空白、一部の句読点、通貨記号、面積表記、ハイフンなどの表記差をそろえて比較した一致項目数。

結果:処理速度と読取成功

測定値(40件)時間
中央値7.603秒
P9010.517秒
P9512.094秒
最大15.935秒

速度の主な構成比

今回の測定では、AI応答に要した時間が全体の97.6%、ブラウザ側が2.4%でした(測定値に基づく構成比)。合計が100%にならない部分は、端数と計測上の未分類時間です。測定対象外の端末から本番環境へのアップロード時間や、利用者の端末・回線による待ち時間は含まれません。

公開資料の非空項目数

成功した公開資料20件で、非空項目数は平均21.95、中央値23、範囲11〜29でした。これは結果に何項目が入っていたかを示す補助的な数値であり、内容の正確性や完全性を意味しません。

マイソク画像から物件情報を読み取った画面例
RakuOCRのマイソク読取画面例。実際の利用時は原本との照合が必要です。

ご自身の画像で確認する

画像品質や書式によって結果は変わります。実際のマイソクで読み取り結果をご確認ください。

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合成データでの項目一致率

合成データは、各画像に35の明確な項目を用意し、合計700項目を正解値と照合しました。

比較方法一致項目数一致率
完全一致643 / 70091.86%
正規化後一致666 / 70095.14%

公開資料は正解データを用意できないため、同じ精度指標では評価していません。公開資料の成功率と、合成データの項目一致率は別の測定であり、同一の意味として比較できません。

失敗したケース

今回の再測定では、読取失敗はありませんでした。前回(2026年8月5日時点)に失敗していた強いぼけを含む公開資料も、今回の構成では読み取りに成功し、11項目を取得しました。文字の輪郭が十分に判別できない画像では、取得できる項目数が少なくなる場合があります。書類全体を正面から撮影し、ぼけ・反射・影を避けることをおすすめします。

検証の限界と改善計画

今回の数値は、公開元から再取得した同じ40件(公開20件・合成20件)を使い、各ケース1回で再測定したものです。公開元の内容が変更された場合、前回のファイルと完全に同一であるとは限りません。また、各ケース1回の測定のため、AI応答と通信のばらつきが含まれます。

公開資料は便宜的に選んだサンプルであり、実際の利用環境全体を代表するものではありません。また、公開PDFは1ページ目を画像化して使用しています。

合成データは35項目が明確に記載された画像です。ぼけ、反射、斜めからの撮影、手書き文字を含まないため、この結果は実利用時の精度を過大に見積もる可能性があります。

今後は、正解値を確認できる実資料の評価範囲を広げ、画像品質・レイアウト・撮影条件ごとの結果を分けて測定します。各ケースを複数回実行してばらつきを報告することも検討します。

画像と読取結果の取り扱い

画像は読み取りのためAIへ一時送信します。RakuCloudでは、読み取り中の画像と結果を保存しません。AI側でも、結果の取得後に保存無効化または削除処理を行います。

詳しい処理方法と、認証・不正利用防止のために記録する情報は、RakuOCRのプライバシー説明をご確認ください。

よくある質問

40件の結果は、すべてのマイソクで同じように得られますか?

いいえ。今回の結果はこの検証条件での測定値です。書式、文字の大きさ、画像品質、通信状況などによって結果と処理時間は変動します。

公開資料の精度は測定していますか?

公開資料には正解データがないため、正確性は測定していません。非空項目数は正しさを表すものではありません。

読み取り結果をそのまま登録できますか?

そのまま確定せず、必ず原本と照合してください。賃料、所在地、面積、契約条件、問い合わせ先などは利用前に確認が必要です。

スマートフォンでも試せますか?

対応ブラウザから画像を選択するか、カメラで撮影して利用できます。反射やぼけを避け、書類全体を正面から撮影してください。

参考情報

お手元のマイソクで確認する

今回の数値は検証条件による結果です。お手元の画像を使い、読み取り結果を原本と照合してご確認ください。

執筆・監修
公開日:2026年8月5日・更新日:2026年8月7日
#マイソクOCR#不動産OCR#AI-OCR#性能検証