RakuCloud株式会社
不動産AI-OCR 不動産DX 2026/08/09 RakuCloud株式会社

不動産AI-OCRとは?マイソク・販売図面・物件概要書をデータ化

不動産資料の画像から物件情報を項目別データへ整理する方法を、実際の画面例とともに解説します。

不動産AI-OCRは、マイソクや販売図面の画像から物件情報を読み取り、確認・コピーしやすい項目へ整理する仕組みです。

不動産資料には、物件名、賃料、所在地、交通、間取り、面積など、多数の情報が写真・間取り図・表と一緒に配置されています。AI-OCRを利用すると、画像内の文字を単に文章として取り出すだけでなく、情報を項目ごとに整理できます。RakuOCRでは基本機能を無料でお試しいただけます。

お手元の不動産資料画像を使って、読み取り結果をご確認ください。

不動産AI-OCRとは

OCRは、画像に写っている文字をコンピューターで扱える文字情報へ変換する技術です。不動産AI-OCRでは、文字認識に加えて、複雑な紙面の中から「物件名」「賃料」「所在地」のような項目と値の関係を判断し、結果を整理します。

マイソクや販売図面は、作成会社や物件によってレイアウト、見出し、文字サイズが異なります。表形式だけでなく、紙面上部の帯、写真横の説明、最下部の会社情報など、文字の位置も一定ではありません。そのため、不動産資料では、全文を一続きの文字として取得するだけでなく、どの情報がどの項目に該当するかを確認できることが重要です。

RakuOCRは、画像を選択または撮影すると、主要な物件情報を項目別に表示します。結果は画面上で確認・修正し、必要な情報をコピーできます。

マイソク・販売図面・物件概要書の違い

これらの名称は業務や会社によって使われ方が異なりますが、OCRで扱う際には次のように考えると整理しやすくなります。

書類主な用途OCRで確認したい情報の例
マイソク募集・紹介用の物件資料物件名、賃料、交通、間取り、設備、問い合わせ先
販売図面売買物件の概要や条件の案内販売価格、所在地、土地・建物面積、構造、権利、取引態様
物件概要書社内確認や顧客説明に使う物件情報の整理物件基本情報、価格・費用、交通、面積、築年月、会社情報

同じ情報でも、「賃料」と「価格」、「専有面積」と「建物面積」のように、書類の種類で意味が異なる場合があります。読取結果は項目名だけで判断せず、対象書類と原本の記載を確認してください。

実際の画面例と構造化結果

次の画像は、インターネット上で公開されている不動産資料をRakuOCRで読み取った画面例です。

RakuOCRでマイソクから物件名、賃料、所在地、間取りなどを項目別に読み取った画面例
公開情報を使用したRakuOCRの読取画面例。表示結果は原本と照合してください。

画面例では、1枚の資料から次のような情報を項目別に確認できます。

項目画面例の結果
物件名メゾンイシダ 202
物件種別アパート
賃料60,000円
管理費3,000円
所在地東京都足立区綾瀬1丁目11番11号
間取り1K
専有面積20.52㎡(6.3坪)
構造木造2階建

交通、築年月、問い合わせ先なども候補として整理されます。ただし、駅名・路線名、番地、単位、年月のように業務判断へ影響する情報は、必ず原本と照合してください。

画面例と同じ操作を試す

メール認証後、不動産資料の画像を選択して読取結果をご確認いただけます。

マイソクOCRを無料で試す

読み取れる主な項目

資料内に記載があり、画像上で文字を判別できる場合、主に次の項目を整理できます。

物件の基本情報

  • 物件名
  • 物件種別
  • 所在地
  • 間取り
  • 構造
  • 築年月
  • 所在階・階建

価格・費用

  • 価格または賃料
  • 管理費・共益費
  • 修繕積立金
  • 敷金・礼金
  • その他費用

面積・交通

  • 専有面積・建物面積
  • 土地面積
  • バルコニー面積
  • 路線名・駅名
  • 徒歩分数

契約・問い合わせ情報

  • 取引態様
  • 入居時期・引渡し
  • 免許番号
  • 会社名
  • 問い合わせ先
  • 備考

実際に表示される項目は、画像の内容、レイアウト、文字の鮮明さによって異なります。原本にない項目を推測して確定値として扱うことはできません。

画像をデータ化する手順

  1. RakuOCRへメール認証でログインする
    メールに届く確認コードでログインします。
  2. 「マイソクOCR」を開く
    対象の資料を読み取る画面を開きます。
  3. 「写真を選択」または「カメラで撮影」から画像を指定する
    端末に保存した画像を選ぶか、カメラで撮影します。
  4. 画像全体が表示され、文字が読める状態であることを確認する
    書類の端が切れていないか、反射や影が文字に重なっていないか確認します。
  5. AIによる解析が終わると、物件情報が項目別に表示される
    項目ごとに候補値と未読取が整理されます。
  6. 各項目を原本と照合し、必要に応じて画面上で修正する
    特に価格、所在地、面積、駅名、日付は原本と突き合わせます。
  7. 必要な情報をコピーし、社内資料や物件管理業務に利用する
    確認済みの結果を転記元として利用します。

自社の物件管理や顧客管理へ直接連携したい場合は、対象システム、登録項目、確認工程に合わせたカスタマイズが必要です。

一般的なOCRとの違い

比較項目文字を全文として取得するOCR不動産AI-OCR
主な結果認識した文字の一覧物件名、賃料、所在地などの項目別結果
複雑なレイアウト読む順番が崩れる場合がある見出しと値の関係を考慮して整理
利用時の確認必要な情報を全文から探す項目ごとに原本と照合
向いている用途文章の文字起こし物件情報の確認・転記・整理

AI-OCRであっても、原本確認が不要になるわけではありません。数字や固有名詞は、画像の状態によって読み違いが起こり得ます。人が確認しやすい形に整理し、最終確認を行う運用が適しています。

読み取り時の注意点

次のような画像では、未読取や読み違いが発生しやすくなります。

  • 文字が小さく、拡大しても輪郭を確認できない
  • 画像がぼやけている、手ぶれしている
  • 斜めから撮影され、文字や表が大きく変形している
  • 光の反射や影が文字に重なっている
  • 資料の端が切れている
  • 手書きの追記、特殊な書体、低コントラストの文字がある
  • 複数の価格や部屋番号があり、対象を原本だけで判断する必要がある

撮影時は資料全体を正面から収め、文字が読める明るさと解像度を確保してください。読取結果に「未読取」がある場合や、候補が原本と一致しない場合は、画像を撮り直すか、原本を見ながら修正します。

OCR結果は原本ではありません。価格、所在地、面積、駅名、契約条件などを利用する前に、必ず元の書類と照合してください。

画像と読取結果の取り扱い

画像は読み取りのためAIへ一時送信します。RakuCloudでは、読み取り中の画像と結果を保存しません。AI側でも、結果の取得後に保存無効化または削除処理を行います。

詳しい処理方法と、認証・不正利用防止のために記録する情報は、RakuOCRのプライバシー説明をご確認ください。

不動産AI-OCRに関するよくある質問

マイソク以外の不動産資料にも使えますか?

販売図面や物件概要書など、物件情報が掲載された画像も読み取り対象にできます。ただし、表示項目やレイアウトによって取得できる内容は異なるため、実際の資料で結果をご確認ください。

読取結果をそのまま物件管理システムへ登録できますか?

標準機能では、結果を画面上で確認・修正し、コピーして利用します。既存システムへの連携や、その一部としての組み込みは、登録先の仕様に合わせたカスタマイズで対応できます。お問い合わせフォームからご相談ください。

読取結果は必ず正しいですか?

いいえ。AI-OCRには画像の状態や書類の形式による読み違いがあります。特に価格、所在地、面積、駅名、日付は、利用前に必ず原本と照合してください。

利用料金はかかりますか?

基本機能は無料です。公平な利用を保つため、Freeプランでは会社単位で機能ごとの日次利用上限があります。最新の利用条件はRakuOCRの画面でご確認ください。

参考情報

お手元の不動産資料で無料体験

画像から物件情報がどのように整理されるか、実際の読取結果をご確認ください。利用後は必ず原本と照合してください。

執筆・監修
公開日・更新日:2026年8月9日
#不動産AI-OCR #マイソク #不動産OCR #AI-OCR